FIS レースディレクターの吉田千賀さんにインタビューした記事がFISの公式サイトに掲載されていました。なぜインタビューされたのかというと、FISの重要事項を決定する会議がスロベニアで行われていてその会議の結果についてどう思っているかインタビューされたみたいです。
重要な箇所だけを翻訳します。
ちなみに以前もスキーの開催地の選定に関する重要な話をしてくれていました。こちらのほうが日本語版も出ています。というか、連盟はyoutubeにでも吉田さんの日本語のインタビューをあげてください!!
Q スロベニアのPortorozでの会議について
A いろいろなことが決まったけど特筆すべきはラージヒルが増加したこと。ただし、リレハンメルの追加を含めて追加にみんな賛成ではなくかなり理性的な反対意見もあった。女子がラージを飛ぶ技術的なことやオリンピックを踏まえての反対意見がありました。最終的に投票でリレハンメルのラージが追加されました。
Q 選手代表メンバーとしてのサラ・ヘンドリクソンについて
A委員会のメンバーとして選手の立場から大きな役割を果たしてくれました。立派に役割をこなしてくれました。
Q 新たに2試合追加された女子の団体戦について
おそらく団体戦は9~10カ国で争われるでしょう。団体戦が行われれば各国のスキー連盟は女子ジャンプにもっと精力的に取り組むようになるので女子ジャンプがもっとこれから発展していく第一歩になると思います。
Q 女子ジャンプのテレビの視聴率について
ゆっくりですが着実にテレビの視聴率が増加しています。女子ジャンプの質も上がってきており、そういった意味で女子のジャンプの技術的な上昇が女子ジャンプをより魅力的なものにしています。それが視聴率の緩やかな増加に繋がっているのでしょう。
以上がインタビューの要約です。
全体としては女子ジャンプが着実に人気が出ていることを証明する結果が今シーズンの会議で話し合われ、人気が出てきたという結果に喜んでいる感じの印象でした。