2016/02/25 @ラハティ(芬蘭土)
試合結果はこちら
http://medias4.fis-ski.com/pdf/2017/JP/3798/2017JP3798RL.pdf
現在は強風が吹いてラージの代替にならないと行われないノーマルヒルの戦い。フライングより人気がない。
最初から話題が違うけど、オリンピックに次あたりからフライングが採用されるべきだと思う。けど、場所の問題からできない。冬季五輪ははっきりいって岐路に立たされていると思います。
スキーが盛んな降雪地帯は田舎です。日本では都会の降雪地帯は札幌しかありません。田舎の都市にスケート場ならまだしも、ボブスレーやジャンプ台も全て整備するなんてできません。フライングも世界で5ヶ所しかないのが現状です。
都市にこだわらないという枠組みがないと現実にフライングの実施ができなくなるし、ノーマルヒルとかいう現在は行われていない種目をやる意味もよくわからない。
さて、話がそれたので本題。
試合前から複合でドイツ勢が表彰台を独占したために、ドイツ旋風が巻き起こる中での試合となりました。そんな中でクラフト君がドイツのワンツーを防ぎ優勝しました。おめでとう。私の贔屓の選手なので嬉しいですね。
男子はクラフト、ハイベック女子はザイフリ、ヘルツルとオーストリアの選手が何故か私は好きです。オーストリアが好きなのではなく好きな選手がオーストリアなだけです。
クラフトはジャンプ週間では2戦目ぐらいまでは確かトップでしたが、その後に風邪かなにかで調子を崩して結局ジャンプ週間の優勝を逃しのたので、その雪辱なりましたね。2月に入ってから調子をあげてきていたので結構期待が持てました。逆にタンデは調子を落としてきてるのかな。
3号のジャンプはみてないのですが、2回目に進出できませんでした。何があったのかわからないのですが、ラージでの巻き返しに期待です。
男子は凄いですね。1回目も2回目も全員が同じゲート11で飛んでいます。そして1回目、2回目と30人全員の飛距離がK点からヒルサイズまでの90~100mの間に見事に収まっています。選手の層の厚さとレベルの高さが伺えます。飛型も最高が19点で、踏切は力強くヒルサイズ付近でもちゃんとテレマークを入れてきます。
2位と3位のウェリンガーとアイゼンビヒラーはドイツ勢ですが、ドイツと言えばまずフロイントがいてその次にフライタークというイメージです。それが今年に入って急に伸びて驚きです。混合団体もこの二人になるのかな?それならドイツの圧勝だと思います。
女子も実はビュルトやルプレヒトが急激に成長したこととや、昨年12位前後が指定席であった若手のアルトハウスが表彰台が珍しくない選手に伸びてきたことは絶対に関連があると思います。マテリアルなのか、風洞実験とかなのかわかりませんが、助走速度がとにかく速いのでワックスは凄そうです。
日本勢はノーマルヒルの鬼の竹内選手より伊藤選手が成績がよく10位。調整をしに北海道に戻ったかいがありました。ラージでの活躍に期待。竹内選手は20位。うーん、トップ10に入ってほしかった。
まだ、これから本番?のラージの個人と団体があります。団体が3位に入るように期待したいです。