2018/12/16 @プレマノン②(仏蘭西)
試合結果はこちら
http://medias1.fis-ski.com/pdf/2019/JP/3053/2019JP3053RL.pdf
コンパクトなジャンプ台での2試合目です。試合開始時間が現地で朝11時だったので日本でも深夜ではなく早い時間での放送となりました。夜7時から試合見れるのはいいですね。
試合はアルトハウスの優勝で終わりました。3連勝です。以前の高梨選手のように抜けたジャンプをしております。2位に14点差のぶっちぎりです。
高梨選手(と4位のクリネツ)は非常に不運で2回とも追い風の条件の中のジャンプでした。全選手中で2回とも追い風でジャンプしたのはこの2人だけです。その中で3位・4位だったのは立派だと思います。
ただ、こういった飛距離がでないジャンプ台は飛型点が非常に重要になるのですが、トップの二人が53点以上なのに対して高梨選手は51.5・52.0と飛型だけで最低2.0ptの差をつけられるので厳しいですね。
おそらく年明けになればルンビが本調子を取り戻してラージの試合で暴れそうなので更に不安になります・・
7位に入ったクリジュナルですが今シーズンはラージヒルが10戦あるのでもしかしたら上位陣の風の状況など天候が悪くなれば優勝するかもしれませんね。
クリネツとクリジュナルのどちらが先に優勝するかわからない感じです。来年はクリジュナルは更に成長して優勝するんじゃないかな・・・・
あとイラシコ選手はここ数年成績が下降気味で昨年は「これが最後のオリンピック・・・」とか言って「引退間近!!」っていう感じのコメントをしてたんですが、今年は復調したのか好調です。もう葛西選手化し始めてるんでしょうかね・・・
ちなみに中継でわかった恐ろしい事実
- サラ・ヘンドリクソン
→大学の授業が忙しいらしく今季は参加せず - コリン・マッテル
→演劇の練習が忙しい - イリーナ・アヴァクモア
→結婚して今季は参戦せず - インサム
→参戦してない。理由は不明
まあ、マッテルはわかります。ソチ五輪で銅メダルを獲得した後は成績が年々下降してこのまま引退の可能性あるので・・・というか演劇とかやるならすっぱりジャンプをやめて引退したほうがいいよね。なんで引退しないんでしょう・・・
アメリカは唯一の参戦がニタ・イングランドだけらしいです。あとカナダのテイラーヘンリックとかどうしたんだろう・・・・
日本勢は初参戦組の丸山・岩佐選手の両名の明暗がはっきり分かれてきています。岩佐選手もとりあえず1ポイントさえ獲得できれば活路が開けると思うのですが、今のところどん底ですよね。日本に帰ってうまく立て直して欲しいです。
丸山選手は総合29位でハラランビエとブレシェルの間の順位です。なかなかの結果で良いですね。慣れればもっと良い結果になりそうです。岩渕・勢藤の両名のお尻を後ろから突いて焦らせて欲しいです。
これで年内の試合は終わりなので年明けの試合まで全日本メンバーで合宿をしてジャンプを修正してくるのでしょう。でもライバル達も同じように修正してくるのでしょうから条件は同じです。伊藤選手の復調に期待