W杯 2018-2019 試合の観戦記

【観戦記】女子スキージャンプ W杯 札幌大会

女子 スキージャンプ ワールドカップ 札幌大会 2018/2019 に行ってきたのでその観戦記を書いてみたいと思います。

日時は2019年1月12/13日の2日間。場所は札幌の大倉山ジャンプ競技場です。

実は大倉山で女子のW杯が行われるのはこれが初めてです。これまではノーマルヒルのジャンプ台がある「宮の森」で行われていましたが、今回は初のラージヒルでの開催となったので宮の森ではなく大倉山の出番となったわけです。

確か大倉山は「世界スキー2007(ノルディック世界選手権 2007)」を開催した際にジャンプ台周辺の施設を大規模に改修したのでジャンプ台としての設備はこちらの方が断然上です。ですから宮の森から大倉山への変更は観客サイドとしては嬉しいですね。

◆大倉山ジャンプ台へ

ジャンプ台へのアクセスはまず地下鉄で円山公園駅までアクセスします。そして円山公園駅のバスターミナルで大倉山(または宮の森)ジャンプ台行きの臨時シャトルバスに乗り換えることになります。

これは大倉山でも宮の森でも同じなので宮の森に行く方も参考にしてみてください。地下鉄を降りて階段を登ると写真のようなシャトルバス乗り場の案内が出ております。

駅から会場までのバスの乗車時間はだいたい15分ぐらいだと思います。競技が開始される2時間前ぐらいからシャトルバスが運行されるので(時間は大会ウェブサイトやバス会社に確認してみてください)混むこともなくスムーズに会場まで到着できるかと思います。

◆ジャンプ台へ到着

バスは臨時バスなので到着する場所はジャンプ台の入り口です。その点は便利です。写真はバスを降りて5歩ぐらい歩いた場所で撮影しました。

開催日の気温は-7度でした。もう寒いのかどうかわからないですね・・・・

バス降り場から10秒ぐらいの場所にチケットチェックがあってそこからジャンプ台に向かいます。

降りてから観戦場所までわずか100メートルぐらいと近いです。殆ど歩く必要がないのはありがたいです。

茂野選手や高梨選手は応援のノボリが既にセットされています。気合入ってますね。

今年からエキサイティングゾーンというのが設けられて、2500円支払うと前の方のエリアで優先的に見れるようになりました。通常は1500円ぐらいなので約1000円の違いで特別席にいけるのはありがたいです。

こんな感じで最前列を無事に取れました。

ちなみにこれまでは会場の場所取りは完全に「早いもの勝ち」でしたのでそこまで興味がないおばちゃんが早朝早起きして「することないから早く来た」という結果最前列の特等席を確保してる・・というのがあったりしてトホホだったりしました。

しかし、これによってある程度前の方は追加料金を払うやる気のある人だけ場所取りに参加できるようになったので非常にありがたいです。

エキサイティングゾーンの人は首にかけるパスを貰うことでその後はゾーンの出入りが自由になります。

日曜日は朝からすっきり快晴で遠くのスタートゲートもはっきり見えました。多分300メートル以上余裕で離れています。望遠レンズで最大でこの大きさですからかなりの距離です。

なお前日の試合はかなり天気が悪くて練習ではかなりの大雪が降っていました。本当に天候に恵まれてよかったです。

観戦する中で一番の問題は「トイレ」です。正確に言うと「トイレに行くと場所を取られてしまう」ということですね。

観戦していると隣同士の人と挨拶などをしたりして大抵は知り合いみたくなるので「私トイレ行ってくるので場所取りお願いします」と頼んだりして場所取りをします。

それが無理なら荷物(殆の人はリュックを持ってきています)リュックなどの荷物を自分の場所に置いておいて確保します。まあ誰かに頼めずに荷物を置いて行くということは滅多にないかと思いますが・・・・

あと一面雪で覆われているのでバッグを下に置いたりすると濡れてしまいます。その対策としてみんな大きなビニール袋を持ってきていてバッグをその中に収納して濡れないようにしております。ですからリュックサックが入るビニール袋があるといいですよ。

ちなみにトイレは試合開始前と1回目と2回目の間が混みます。殆の人は1回目と2回目の間に行くのではないのでしょうかね。

ここからは試合の写真です。前日の土曜の夜の試合の写真も含めて何枚か紹介します。

岩渕選手のジャンプ

高梨選手

カメラの前でポーズするアルトハウス テレビ放送だとわかりにくいですがこんな感じで撮影してるんですね。

伊藤選手 納得がいかない模様

フォークト選手 スピードを落としきれず壁寸前でおっとっとってなりました

大ジャンプを決めたノリノリのルンビ

なお帰りのバスを待ってる際に同じように帰りのバスに乗り込む選手を見かけたので写真撮影やサインをもらいました。みんな気軽に応じてくれてありがたかったです。

荷物を運ぶヘルツル

気軽に写真OK!撮影したりサイン貰ったりしました。

イケメンのロゲイユ 今はロゲリ?宝塚ならスター

ララ・マルジナー お姉さんの怪我を心配してると伝え忘れました。気さくでした。あと思ったより大きかった。

フォークト  5年遅れで「ソチ金メダルおめでとう」と無事に伝えられました。

フォークトは助走速度がいつも全体のトップなのでもっとガッチリして重いというイメージがあったのですがそんなことなくて拍子抜けでした。

少なくともフォークトよりルンビやルンガルディエールの方が身長も高くてガッチリした感じです。ルンガルディエールは試合で使ったゼッケンを小学生の女の子にプレゼントしておりました。ただ貰った女の子は「この人誰?」状態でしたけどね・・・

サインを貰っていたらバスの時間にずいぶんと遅れてしまったのですが、それが幸運だったのか最後に高梨選手が帰りがけにファンの人達に挨拶にきてくれました。

たまたまそこに10人ぐらいいたのかな?みんな行儀よく一列に整列して高梨選手からありがたいお言葉を頂きました。

あと会場内では茂野美咲選手が試合後に会社の広告が入った自分のカードを配っていてファンサービスを一生懸命しておりました。私もサインを貰いながらちょっとお話できました。

茂野さんは居酒屋でバイトなどしていた苦労人ですよね。今みたいに所属があって試合ができるというのはすごく幸せなことなのかもしれません。話していて写真を取り忘れてしまいました。

なお最後に帰りのバスに関してで重要なので書いておきます。

◆帰りのバス

帰りのバスですがもの凄く混みます。だいたい大きく分けて①~④ぐらいまで帰る人の時間帯を分けられるのですが、まず

①最後の方になって日本人選手が優勝に絡まないと(つまり高梨選手の2回目のジャンプが終わった瞬間)その時点でバスに向かう人がいます。この人達はルンビとかのジャンプを見てないです・・・・

②二回目ラストの選手のジャンプが終わった瞬間に急いでバスに向かう人がいます。ここは激戦です。

③試合後にゆっくりとバスに向かう人

④表彰式も見てからバスに向かう人

とだいたい4段階ぐらいにわかれます。③~④になると45分や1時間ぐらい余裕で待つことになります。更に私が行ったときは駅周辺が渋滞で混んでいてシャトルバスがなかなか戻ってこなくて2時間近く待つことになりました。

並んでいるとバスへの不平の声があちこちから聞こえています。渋滞はこれは仕方がないですから諦めますが、バスの運用がかなり非効率だからです。

駅まで行ったシャトルバスがようやく到着するとなぜかバス停に停まらずにスルーして、山の上の方に向かいその同じバスが10分後ぐらいにUターンして戻ってくる謎の行動をとったりします。これ本当に意味不明なんですよね。

不可思議なバスの運行に「こんなに待ってるのは人災でしょ」みたいなバスへの不満の声が聞こえてきます。ですから基本ジャンプW杯の帰りのバスはイライラすると思った方がスッキリするかと思います。

私がなぜこれを書いたかと言うと不満があることもそうですが、あの待ち時間は観客、特に地元のリピーターが何度も来るのを躊躇させる原因になってると思うからです。

会場の入場者が少ないとよく耳にするのですが、絶対に長時間のバス待ちもそういった要因の一つになってると思います。観客を増やそうと思うなら連盟は真面目に対策したほうがいいと思ったのでここにあえて書かせていただきました。

◆ランチ

シャトルバスを降りて円山公園駅に着くとそのままちょっと遅いランチを食べました。ガイドブックに載ってるスープカレーのお店でした。行列ができていて1時間ほど立って待ったので腰が砕けました(泣)

ごちそうさまでした。

アドセンス




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