(1)高梨沙羅(クラレ)251・7点(95・5メートル、97・5メートル)
(2)ブティッチ(スロベニア)240・2点(101・5メートル=最長不倒、93メートル)
(3)ルンビー(ノルウェー)233・6点(96メートル、92メートル)
(10)伊藤有希(土屋ホーム)216・1点(90メートル、88メートル)
(16)勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)204・3点(89・5メートル、87メートル)(20)岩渕香里(松本大)201・2点(90メートル、88・5メートル)
W杯もようやく女子が開幕。
初戦のリレハンメルは金曜の平日開催だけあって観客はまばら。
高梨はシーズン前の好調を維持して素晴らしい結果。このままだと
最低でも19戦15勝はいける。
ジャンプの特徴は助走が物凄い前傾姿勢になった。地面に倒れるのか
心配になるほど。彼女は成長する必要あるのか謎。
問題は伊藤。開幕前の不調もそうだが、このままだと念願の初勝利はおろか
表彰台も難しい感じの不調。悪い意味でうまくまとまってしまった感がある。
長期的に見て彼女本来のジャンプを壊してもう一段飛距離が出る上の
レベルのジャンプに再構成するとかしないと彼女が理想としている場所には
到達できそうもない感じ。ずっと4~5位前後で善戦するジャンパーで
終わりそうな雰囲気を受けた。オリンピックを考えれば今からやる価値はある。
岩渕先生は学生生活最後のジャンプ。昨年同様テレマークに悩みそう。
着地に集中しすぎて空中姿勢など、ジャンプに迷いがでなければいいが・・・
ただ、調子自体は好調なので、期待大。
勢藤選手は成長中。16位からもっと上を目指して頑張ってほしい。
海外勢はびっくりするぐらいの順位の変動。
サラちゃんがケガで今季は欠場。オリンピックを考えてのことだと思うが
とにかく戻って来てほしい。そして、絶好調時のジャンプを取り戻してほしい。
サラ対決が一番燃えるので。
ゲートが下がり、追い風に変わった影響か強豪は軒並み順位を落とした。
ロゲイユ、フォークト、イラシコはまだ調子は万全でないのかな?
逆に本国開催のルンビュが好調で3位。また、オーストリア勢が7位までに
4人も入った。一年でガラっと選手が成長するのが女子ジャンプ。その中で
常にトップをキープする高梨選手はやはり素晴らしい。