第2戦に引き続いてのニジル・タギルでの試合。
高梨選手は引き続き好調。今回も定位置の1位。2位は伊藤有希選手。
3位はヘルツルだった。
このジャンプ場は風向きがコロコロ変わって一定しない為に
選手の有利不利が大きく差が出る結果となった。
伊藤選手がその混戦の中で抜け出しての2位であったが、風向きに
左右されない飛型点で一歩抜け出た感があった。これは伊藤選手の
大きな強みだろう。
3位以下はヘルツルやブティッツ、ルンビュからフォークト、イラシコと
強豪選手が続き、順位に違いはあるが有力選手がベスト10を独占した。
2回目のジャンプを最長不倒でまとめた高梨だが、一回目の飛型が非常に高得点で
2回目のヒル・レコードの99メートルより内容がよかった。唯一の課題の着地が
改善するとなると、もうどうしようもない無双状態になるのではないか?
会心のジャンプでガッツポーズするのもうなずける。
伊藤選手は逆に結果は2位だったが本人はジャンプに納得がいっていない様子。
確かになんとなく小さくまとまった感がある。高梨選手が成長したのだから
彼女にももっと成長するのびしろがあるはず。
なお岩渕選手は2回目に進めなかった。