2015-16 Ｗ杯 第09戦 オーベルストドルフ②

2016/01/31 ＠オーベルストドルフ（独逸）

2日目はあいにくの雨。気温8度と暖かい中で試合が行われる。一回目の途中からこれは2回目が行われないんじゃないかと思ったが無事に2回目も行われた。

高梨選手は雨や追い風といった悪天候にも関わらず危なげない勝利。追い風が苦手気味だった以前に比べて現在はどんなコンディションでも高いパフォーマンスのジャンプができることが勝利の量産へとつながっている。

前日１回目で３１位と２回目に進めなかったルンビュが３位。彼女はゲートが変更になる直前で好記録を出して運が良かった。逆にその次に飛んだ勢藤は７位と健闘したがゲートが変更されてなかったら５位ぐらいまで来ていた可能性もある。

伊藤選手は１回目２位で期待が持てたが２回目は１０位と結果８位に終わった。相変わらず風の運がないが１回目は－1.63の＋13点の中で２位の記録だったので2本そろえるジャンプが相変わらずそろわない。

勢藤選手は7位。才能が開花しはじめている。伊藤選手が一桁の後半にいるので伊藤選手を追い抜くように目標にして頑張ってほしい。

岩渕選手は地味ながら14位と順位を上げている。空中姿勢が良いのであとは着地だけ。着地さえ決まればトータルで10点の上積みが期待できるので期待。

今シーズン割り込んできた選手はスロベニアのクリネツと勢藤優花が注目。ヘルツル、ルンビュ、イングランドはそれなりに成長したが2人の登場程センセーショナルではない。

個人的には岩渕選手の爆発に期待している。彼女は化けるか化けないかである。