W杯 2015-2016

2015-16 W杯 第14戦 リュブノー ②

2015-16 W杯 第14戦 リュブノー② 01

2016/02/14 @リュブノー(スロベニア)

高梨選手は前日の2位に続いての試合。台の特長をつかんでうまく修正できるかがカギ。調子もジャンプ自体もそれほど悪くはなかったが、4位に終わった。他の試合では似たようなコンディションでも勝利していたのだからやっぱりジャンプ台の相性が悪いのだろう。解説では2回目のジャンプの踏切りの際にタイミングが遅れたことと、若干右足の部分が動いていることが指摘されていた。

しかし、改修したこのジャンプ台。カンテまで非常に短く、カメラアングルの影響か踏み切り後は上から降ってくるような不思議なジャンプ台だ。次のラハティに切り替えてもらいたい。

2015-16 W杯 第14戦 リュブノー② 06

伊藤選手は1回目が終わったところで失格。2回目に進めなかった。失格と言うことだがスキー板の長さの問題だったので多分体重が軽かったのだろう。スーツでなければOKではないがひとまず安心。

2015-16 W杯 第14戦 リュブノー② 03

勢藤選手は前日の2回目に進めずから15位と結果を残せた。数をこなして台の特長をつかんだのか。

優勝はイラシコ。2回目に逆転となるビックジャンプを見せた。特に飛型点が高く19点台なのは素晴らしい。ヘルツルは距離は出ていたのだが、とにかく飛型が悪く両足着地で一時期の高梨選手を見ている様だった。しかし、ある意味ヘルツルがこの台の勝者とも言ってよいほど1日目、2日目と距離を出していた。

2015-16 W杯 第14戦 リュブノー② 05

トップ選手になって風が向かい風になり始めていたので運営は微妙なところだがゲートを下げてもよかったと思う。8位前後でビックジャンプがでていたら直ぐに下げた所だがイラシコ選手になるまでビックジャンプがでなかった。

それにしてもスロベニア勢が12位以内に5人も入ることになった。12位のクリスナ?は15歳の選手。これはスロベニア勢がこの台に慣れていたと言ってよいだろう。でなければクリズナは将来非常に楽しみな選手になってしまう。また、ロゲイユはここで調子をつかんでおいて浮上の手掛かりとしたいところだろう。

NHKの中継でスキー連盟の斉藤ジャンプ部長が解説していたが非常にわかりやすかった。解説は感覚で説明するのでなく理由を言ってくれるとありがたい。

なお岩渕選手は2回目に進めなかった。

2015-16 W杯 第14戦 リュブノー② 04(久しぶりにおちゃめな高梨選手)

以下は日刊スポーツの記事から

勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は15位だった。

上位30人による2回目に進めなかった岩渕香里(松本大)は32位、伊藤有希(土屋ホーム)はスキーの長さに関する違反で失格となった。

高梨沙羅の話 最後の最後まで、台の特徴をつかめなかった。2回目は助走からうまくいかなかった。内容を反省して(第15戦の)ラハティに臨みたい。

アドセンス




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