W杯 2016-2017

2016-17 W杯 第03戦 ニジル・タギル①

2016/12/10 @ニジル・タギル(ロシア)

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風が強くて2回目途中でキャンセル終了が起きるかなと思わせる強風であった。

勝ったのはルンビュ。伊藤がリレハンメルで2回とも1位を取れなかったのに高梨が失敗したジャンプでしっかりと1位を確保した。初優勝である。おめでとう。久しぶりのノルウェーの勝利ではなかろうか。

いずれ優勝すると思っていたので早かれ遅かれが今来ただけである。去年のオスロのラージでも勝つチャンスがあったけど、あの時はその上をいく化物がいたからしょうがない。

高梨は2回目は大きく乱れてしまった。蔵王の全日本選手権といい、最近は殆どあのように空中で動く姿を見ることがなかったので驚いた。まあ、あの風ではしょうがないという感じ。ただ、2回目の結果を見て驚いた顔をしていたので何に驚いていたのだろう。

伊藤は4位。1回目に追い風という不運の中でのこの結果。一昨年ぐらいのブログには伊藤は2本を揃えられない。2回の内に一回は大ジャンプができると書いたけど、今シーズンの結果は揃えられてることが大きい。夏からシーズン前まで「悪い意味で小さくまとまった」とか言っていて本当にすいません。

ザイフリさんは2回とも追い風だった。2回目は明らかにストンと落ちたのでかわいそうであった。しかし、その中で5位と結果を出している。流石である。

ザイフリと伊藤の好調は台が変わっても維持しておりこれは本物。しかも風の状況は今回は二人共相当悪い中でこの結果。

3戦目に来てヘルツル以外の実力者はしっかりと10番以内をキープしている模様。ソチの銅メダリストのマッテルの復調とドイツのアルトハウスがフォークトよりも順位が上で調子がいいのが目立つ感じ。

勢藤優花も10位に入って日本は3人がトップ10入り。この辺の順位は1メートル違うだけで簡単に入れ替わるから激しいが、確実に今夏の期待どおりの成長をしており嬉しい。

サラ・ヘンドリクソンはまだまだで彼女の特徴である後半のジャンプの伸びがみられない。ふわふわと高い位置からパラシュートの様に失速する特徴があるジャンプはまだ見られない。

16歳のクリズナが20番以内と結果を見せている。クリネツといい、スロベニアは18歳以下の若手が有望すぎる。

なお岩渕は予選落ちなためにジャンプすら見れなかった。今夜はみれますように!

アドセンス




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