W杯 2016-2017

2016-17 W杯 第17戦 平昌②

2016/02/16 @平昌(大韓民国)

試合結果はこちら

http://data.fis-ski.com/pdf/2017/JP/3924/2017JP3924RL.pdf

風がビュービュー吹いていました。あんなに風の音が凄いのは聞いたことがないぐらいマイクが拾っていました。来年大丈夫かな?という感じでした。K点付近がヒルサイズに相当するぐらいに運営が強風を考慮して距離がでないようにしていました。

勝った高梨選手が私が優勝?という不思議な顔をした試合でした。勝ったには勝ったけど世界選手権に向けて調子が万全とは言い難い試合でした。助走速度の改善、つまりアプローチの修正が必要なんだと思います。

それとジャンプに迷いがありますよね。高梨選手は高さよりも前に出るジャンプなんですが、それでもいつもの高さがない感じです。後半の最後の一伸びしない原因なのかなという感じです。

伊藤選手の2回目は最高のジャンプでした。アナウンサーが実況で少しタイミング遅れたと言ったんですが、その後にリプレイ映像を見直した解説の菅野さんが「タイミングはバッチリでした」と言って訂正していました。でも実は私も若干タイミングが気持ち遅れたなと思っていました。

タイミング遅れといえば、岩渕選手です。清々しいぐらい遅れていました。リプレイのスロー映像で立ち上がったらカンテを過ぎていて板というか身体が一度下に沈んでいる状態でした。

岩渕選手は昨年のオーベルストドルフかヒンツェンバッハで同じように、カンテから3メートルぐらい空中に飛び出した場所で踏み切ったという圧倒的なタイミング遅れのジャンプをしたのですが、それを思い出しました。

岩渕選手はこのメンバーで17位です。過去最高位を更新するチャンスでしたが意味がわからないです。ただ、凄い元気が無いですよね。カメラの前でも無表情です。ルンビュ・クリネツと同じくリュブノ、平昌両方参加組なので時差ボケ含めて疲労が溜まってるんだと思います。頑張れ。

ルンビュとクリネツが来韓したのはやっぱり五輪なのでしょうか。それともルンビュは伊藤との総合争い・・・それはないですね。やっぱり下見ですね。クリネツも金メダル取る気なんでしょうね。

勢藤選手は5位に入り過去最高を記録しました。上はルンビュとクリネツなので、流石にこれ以上は厳しかったですね。

ルンビュは2回目は力んだのか失敗ジャンプ。画像を見れば板が完全に上を向いています。板がいつもぶつかるんですが、特に酷かったのかな?

クリネツは優勝するチャンスを逃しましたね。というか、最後は気を抜いたのか着地後に転倒しました。おまけにラインの手前なので飛型が大幅減点です。散々でした。でもケガがなくて良かったです。

(スローでみるとかなり綺麗に?上手に?転んでました)

クリネツがケガしたらジャンプをみる楽しみが3割ぐらい減ります。ほんと無事で良かったです。なんか、クリネツはいかつくて怖いです。仁王像みたいです。武闘派なんでしょうか。

さて、次は世界選手権です。楽しみです。岩渕選手は昨年の大会で台の相性がいいことを証明してますし、高梨選手は勝利しています。表彰台を独占して岩渕選手はトップ10、4人全員が一桁順位をとることを期待してます!!

アドセンス




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