W杯 2016-2017

2016-17 W杯 第19戦 オスロ

2016/03/13 @オスロ(諾威)

試合結果はこちら

http://medias4.fis-ski.com/pdf/2017/JP/3811/2017JP3811RL.pdf

ジャンプの聖地、ホルメンコーレンでの試合。伝統のラージです。男女が揃うので混合団体が開催されたりします。

ラージは残り10人ぐらいから飛べるようになってきましたね。霧で一回目はビビってた選手もいたと思います。2回目は晴れてきて、多少ましになり飛距離も伸びました。

岩渕選手は一回目は飛ぶより落下してる感じの滑降でした。でも2回目はしっかり飛べてました。テレマークできないぐらい飛んでました。よかったのかな?彼女の今シーズンのベストは世界選手権でしょう。あのメンバーであの順位は凄いです。

勢藤選手、昨年に比べてラージでもしっかり前傾をかけれていて成長してます。びっくりしました。それでも10位。再来年ぐらいにはラージも普通に飛べれるようになりそうですね。

ビュルト、飛び出しが高い。高いけど空中でロスして落ちてきました。まあ伸びしろがあるってことですけど・・・

ヘルツル、この選手が年間総合10位以内にいないのは不思議。空中姿勢も前傾かけて綺麗だし、高梨選手みたい。2回目は最長不倒の128mでした。

フォークト、世界選手権後の試合。ちょっとバランスを崩して着地が危なかった。ケガしなくてよかった。ノーマルヒル特有の踏切の重要性と飛型点のウェイトの重要性がラージではそれほど活きないから彼女にとって苦しい展開。ラージだと金メダルは無理ですね。地力ではとれません。ノーマルヒルが得意だった原田選手みたいな感じなのかな?

ザイフリ、調子を戻してきてる。彼女も今季苦しんだ。高梨選手も苦しんだし、トップ選手といえども、いつも実力を発揮できるとは限らない。完了は相変わらず速い。

アルトハウス、彼女はラージで見ていて他のトップ選手に比べて高さが低くてさらに滞空時間が短くてこれは105mぐらいかなと思ったら普通にK点を超えてました。多分全選手一で抜群に前に速く飛んでいますね。弾丸ライナーホームランみたいなジャンプです。

ルンビュ、ラージ向きのジャンプで更に今回は乗ってる馬が暴れなかったけど3位した。まあ、2位と3位は紙一重なので実質2位でもよかった。ただ、ノーマルでなくラージで伊藤に力負けした。ジャンプも目立つ失敗なかったし、母国なので勝たしてあげたかったけど、相手が伊藤選手では応援できなかったです。

高梨、昨年は踏切と完了が一体化していて、その後は微動だにせずに距離を伸ばしたのですが、今は悩んでるのか空中でもがいていますね。これを糧にさらに来年は成長して欲しいです。金メダル取るのは知ってるので安心して待ってます。

伊藤、海外の試合、ラージでの勝利と実力が本物であることを見せつけた。2回目のジャンプは気合だった。2回とも飛型が54.5でこれだけで他の選手と2メートル近い差をつけてる。素晴らしい。1回目も2回めも全体の1位で完勝でした。この調子を来年まで是非キープしてほしい。助走速度をあと0.5kmでも上げられないものだろうか・・・・

アドセンス




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