W杯 2016-2017

2016-17 W杯 第11戦 ルシュノブ①

2016/01/28 @ルシュノブ(ルーマニア)

試合結果はこちら
http://medias1.fis-ski.com/pdf/2017/JP/3938/2017JP3938RL.pdf

日本からヨーロッパに戻っての最初の試合

岩渕
一回目は板が大幅に上がるということはなくなったがテレマークがダメであった。それでも両足着地ではないのが救い。せめて50点はないとこれ以上順位を上げられない。

勢藤
2本とも一応揃えられてよかった。1本目は着地が惜しかった。もっといけた。

イラシコ
1回目は終盤以外はよかった。終盤で失速した。復活の兆しか?

アブバクモア
踏切で失敗、着地もダメとこの日はダメダメであった。調子を崩しはじめているのか?

ルンビュ
完璧に近い出来だと思う。暴れ馬が大人しくなって力強いジャンプであった。完全に覚醒した。

伊藤
1回目のゲートの変更はルンビュが97mを出したことを考えれば、高梨の練習結果をみる限り妥当な処置であったと思う。ただ、高梨ではなく伊藤も巻き込んだのはなぜ?

伊藤は飛距離は実は4位のフォークトとほぼ同じ結果であった。点差がついたのは飛型。伊藤54、フォークト52と二回飛んで4点近い差を広げた。飛型より距離で稼ぐ高梨とは逆のスタイル。サラ・ヘンドリクソンがリハビリ中の現在で一番着地が上手い選手ではないだろうか。

(伊藤二本目の鷲澤コーチ 足りない!とわかる)

高梨
解説のジャンプ部長の斎藤さんが丁寧に高梨の精細を欠いた理由を説明してくれていた。助走が悪く、結果それが遅い助走速度として数値に現れてる。また板が先にいってしまって空中姿勢も悪い。

(高梨2本目 やったぜ。会場も「こんにちわ~ジャパン」)

なお、6位のアルトハウスまで全員88km台の助走速度。しかし伊藤と高梨は87km台であった。伊藤と高梨は全選手中ビリから数えて1位と2位。逆にこの数値でこの飛距離は立派というか・・・

88kmの助走速度を出した選手はみな10位以内に入賞しており、ヘルツルなどの一部例外を除き出せない選手はトップ10圏外であった。そして勢藤は2回とも88km台を出していた。

世界選手権の金メダルはこのままだとこの3人の内の誰かのものになりそうである

アドセンス




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