W杯 2016-2017

2016-17 W杯 第10戦 蔵王②

2016/01/21 @蔵王(日本)

昨日と一変して天候が穏やかに落ち着いた試合になった。強いて言えば、2回目の最後の3人に対して追い風に風が変わったことぐらいであろうか。高梨が伊藤と同じだけの風が吹けば高梨が恐らく勝っていたのではと思われる。

伊藤有希が爆発した。シーズン当初から好調であったが日本ラウンドで4戦3勝と初優勝から連続で3勝もした。このレベルを維持すれば総合優勝も狙える位置につけている。

昨日に続いてマルジナーが4位に入った。昨年は札幌でクリネツが2位に入って今後はクリネツ旋風かと思わせたがそこまで伸びずにシーズンを終えた。さて彼女はどうなるか。

高梨の不調は本物。ヨーロッパに戻っての復活に期待したい。ただし、不調で2位ってのはどんなレベルなのよ・・・と思う。

岩渕が9位に入った。今年は板の上がる癖と両足着地という悪い部分が良くなってきておりテレマークとは言わないまでも綺麗な着地に修正されている。上位に行くには50点以上の着地、17平均で51点が必要だ。16平均の48点だと2回のジャンプで6点差がついてしまう。

ちなみに勢藤優花が泣いた?らしい。原因はわからないが、悔し涙なのだろうか?

ちなみにこの試合でフォークとだけが87kmの助走速度を二度揃えた。他に87kmは大柄のルンビュのみであるが、その他小柄のアルトハウスも87kmで87kmを出した選手の5名中3名がドイツ人であることからワックスが相当ドイツはいいのではないのか。

それにしてもドイツ人はなぜ重爆撃機と呼ばれるのか。ベッケンバウアー以来であるがドイツは特に重爆撃機は作っておらず、重爆といえばボーイング事アメリカがすぐに思い浮かぶのである。ドイツはV2などのロケットやジェット戦闘機であろう・・・まあどうでもいい話である。

これで選手は日本を離れてヨーロッパに戻る。といっても今年はとても大切な韓国ラウンドがある。更にその後に世界選手権と忙しいハードスケジュールになる。見ている方は楽しみだが選手にとっては過酷な旅路になるだろう。

アドセンス




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