W杯 2016-2017

2016-17 W杯 第12戦 ルシュノブ②

2016/01/29 @ルシュノブ(羅馬尼亜)

試合結果はこちら

http://medias2.fis-ski.com/pdf/2017/JP/3939/2017JP3939RL.pdf

高梨が50勝を達成し復調した試合でした。

ジュニアの大会にクリネツらの若手が参加しているので、勢藤、岩渕の両選手にとっては最高順位を狙いやすい大会でした。

特に気になったのはイラシコで今シーズン一番よいジャンプだったと思います。膝の手術で夏場はトレーニングできなくなっていたため、それを知らない人からしたら「とうとう年齢的に・・・」と思わせる内容でしたが、イラシコ特有のガバっと開いた本調子の感じに戻ってきてるのかな?という感じです。世界選手権までに間に合ったら面白くなります。

地元のルーマニア人はハラランビエの他に地元枠で一人出ていました。女子選手ほとんどいないのに開催してるルーマニアは凄いし、観客も凄い多いし、ルーマニア半端ないです。ポーランドも男子は凄いんだし、もう少ししたら女子選手が出て来るでしょう

フォークト選手は唯一の助走速度88kmを叩き出して重爆撃機の名前に恥じないジャンプでした。これもまた世界選手権が怖いですね。

高梨選手は飛型が52点。う~ん、最近は54とか取れてたのでちょっとやはり本調子ではないのかな。2本目は本来のジャンプを取り戻すかのような鋭い踏切でした。久しぶりの英語はたどたどしい。

サラ・ヘンドリクソンはジャンプが高いのですが、自分でやめてますね。意図的にやめてるのか、怖くてやめちゃうのかわかりませんが、今シーズンは無理をする必要はないでしょう。今まで高さはそこまでなかったので順調に回復してるんでしょうね。

岩渕選手は2回目が50点の飛型で、本人もカメラの前で喜んでました。

ルンビュは2回目は力んで失敗しました。彼女は総合得点みてもわかるように、ミスして順位をガクッとおとす可能性もあるので、野球で言うアベレージヒッターではなく三振かホームランかのタイプのホームランバッターです。

アブバクモア、凄い突っ込んでた。なんか、昔で言えば騎兵とか馬術やらせたら人馬一体となって突っ込んで凄そう。

若い選手で飛距離や順位に関係なく、板より頭が前にくるタイプのジャンプをする度胸のある選手が多くて凄いな~と思いました。逆に板があがりすぎてるというのもあるんですが(^_^;)

アドセンス




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