2018/02/19 @平昌(大韓民国)
試合結果はこちら
http://medias2.fis-ski.com/pdf/2018/JP/3191/2018JP3191RL.pdf
前回のラージヒルの結果からノルウェーが金メダルの最有力、そしてドイツとポーランドがメダル争いをするだろうと予測され、予測通りの結果となりました。
ノルウェーはファンネメルが団体戦のメンバーから外れ、ドイツはアイゼンビヒラーがメンバーから外れました。層が厚すぎる・・・・
日本もファンネメルとアイゼンを借りて小林弟をメインにして参加すれば銅メダルのチャンスもあったかもしれません。
この試合の一番の見所はストッフとヴェリンガーの3度めのガチンコ対決だと思います。両者とも7本飛び終えての点差はわずか0.6点差という超々僅差。ほぼハンデなしのガチンコ対決です。
結果はヴェリンガーの勝利でドイツが見事銀メダルを獲得します。ストッフは気負い過ぎたのか完全に踏切のタイミングが遅れていました。もともと遅れ気味の選手ですが、まあ、ヴェリンガーに負けるぐらいのミスでした。
もう一つの見どころはタンデの2本目のビックジャンプでした。ラージの個人戦では2回目に最長不倒を飛んでおり、勢いそのまま2本目のジャンプでは試合を決めると言ってよい大ジャンプを決めます。
これでノルウェーは大量リードを得ます。あとはこれをキープする守りのジャンプをすればいいので、残りの選手はリラックスしてジャンプをすることが出来たと思います。
試合をみて印象に残った見どころはこの2つでしたね。
驚いたのはオーストリアがまさかのメダル圏外の4位になったことです。まあ、クラフトが不調の中で、ハイベックの調子が戻ってきたことが救いといえば救いかな。スロベニアはプレフツ兄弟の不調が響き5位でした。
日本勢は予想された感じの結果に終わり陵侑の覚醒だけが収穫であった感じでした。オリンピック後もこの結果でトップ10に入って欲しいです。そしてアニキにも調子を取り戻してランキングトップ10をキープして欲しいですね。