W杯 2017-18

2017-18 W杯 第01戦 リレハンメル①

2017/12/01 @ノルウェー(諾威)

試合結果はこちら

http://medias1.fis-ski.com/pdf/2018/JP/3026/2018JP3026RL.pdf

今シーズンの初戦。女子は今年はオリンピックが控えているので非常に重要なシーズン。男子ももちろんオリンピックは重要だけど男子と違って競技がまだしっかりと確立されてない女子ではオリンピックというタイトルが男子に比べて非常に重い気がします。

逆に男子はオリンピックの金メダリスト、それもノーマルヒルとか殆ど意識してないと思いますね。総合とかフライングとかそっちの方が重要そうです。

というかフライングは今後更に人気が出ていきますが、オリンピックではジャンプ台の建設の問題から採用されないので更に軽視されていくのかと思います。オリンピックのノーマルヒルとか本当に意味があるのかと思います。本来ならフライングにメダルが移行している時期です。

話がそれました。

試合は日本勢は高梨、伊藤と振るわずに4位と5位になりました。伊藤は2回目の飛型点が低いですね。アルトハウスやルンビュが二回目を飛ぶ前だから逆転されないように警戒されているのか厳しい感じですね。なんと高梨より低いんですよね。

ルンビュは相変わらずの強さ。昨シーズンからの好調を維持しているのでオリンピックでは手強いライバルになりそうです。あとフォークトが3位とシーズン最初から調子が良い様子です。

というか、ドイツ勢はフォークト含めて2位、3位、6位、8位と10位以内に4名います。それにルプレヒトというケガをしてるけど昨シーズン調子良かった原田選手のような上に飛ぶジャンプをする怖い選手もいます。圧倒的に層が厚いです。

一時期、イラシコ、ザイフリ、ヘルツル、ピンケルと圧倒的だったオーストリア勢が見るも無残な中で逆に大躍進をしてきているドイツ勢。恐ろしいです。

日本勢は逆に3~4番手の岩渕、勢藤の後に続く選手がいない・・・・層の厚さって重要ですね。例えばサッカーの日本代表もスタメンはいいですが、控えをみるとガクッと選手のレベルが下がります。逆にブラジルとか控えの次の3軍まで落としてもそれほどチーム力が落ちない選手層であったりします。

岩渕選手はジャンプが完成されてきたのかいい感じです。実際に1回目に9位にはいりましたし、今シーズン調子がよければ一桁も取れそうです。今は良いジャンプを飛ぶという目標から2本揃えるといった感じに変わってきているのかという感じです。

勢藤選手も岩渕選手ぐらいの年齢になればもっともっとジャンプが完成されてくるので本当に楽しみです。

世界のジャンプのレベルが急激にあがってますが、日本勢も取り残されずについていっているのであとは5人目6人目の登場に期待しています。

アドセンス




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