W杯 2017-18

2017-18 W杯 第09戦 札幌②

2018/01/14 @札幌(日本)

試合結果はこちら

http://medias2.fis-ski.com/pdf/2018/JP/3036/2018JP3036RL.pdf

STVという札幌ローカルのテレビ局謹製の番組。

お陰様で自国開催なのに生中継でみれないし、意味のないスケート映像とか途中に入って正直困惑しております。いや野球中継見ていきなり突然ソフトの映像流れたら困惑するでしょ?

原田さんがフォークトに対して「世界選手権や五輪では通常の大会と違って試合までの練習期間が長いから自分のジャンプを修正できてそれが彼女の強さの秘密の一つ」みたいなことを言ってました。

高梨選手の強さの一つに対応力の高さがあって、渡り鳥の様に次から次へとジャンプ台を移動するワールドカップでは選手はジャンプ台を完全に攻略できずに試合を終わることも多いです。そんな中で対応力の高い高梨選手は他の選手に比べていち早く対応して飛距離を出すことができます。

しかし、オリンピックでは本番までの選手の練習時間が長く、普段より沢山ジャンプの練習をこなせます。ですから高梨選手の強みの一つである対応力が奪われる形になるのではと思います。

最近では今年のジャンプ週間の最終戦、第4戦のビショフスホーフェンで小林潤志郎選手がジャンプ台の特徴が掴めなくて苦手と言っていました。けれど最後の2本目でようやく好ジャンプができた感じだったのでジャンプ台への即応力の高さも重要なんだと改めて思いました。

(あと全然関係ないですけど高梨選手は本当にミスジャンプがないですよね。どんな選手も1年に1回ぐらいは2回目に進めないぐらいのレベルの大失敗ジャンプをすることがありますが、彼女は全体順位で8位以下の俗に言うミスジャンプですらほぼしないです。気持ち悪いぐらいしませんね。あの安定度は凄いです)

今年の岩渕選手はいいですね。飛び出し後がとってもいいです。眠れる天才が目覚めようとしている雰囲気です。潤志郎選手みたく一皮向けてほしいですけど、テレマークが・・・でも膝の怪我もあってようやくオリンピック前に調子が出てきたって感じです。

これまでもラハティとかを含めてたまに凄いジャンプをみせたりしてたけど、そういった年一回の奇跡のジャンプを通常でも常時出してこれるようになった感じです。

伊藤選手の助走速度は81kmで相変わらず、伊藤のアプローチと岩渕のテレマークのどちらかでもいいので解消されて欲しいです。

他に明るい話題といえばザイフリさんとヘルツルのオーストリア・コンビの調子が復調してきたことですかね。これでイラシコ姐さんがオリンピックに間に合えばオーストリアも戦力が整います。まあ、オーストリア応援してるの私ぐらいですかね。

そんなこんなです。アルトハウスは調子を落とし気味みたいですね。リレハンメルほどの切れ味がないです。高梨選手は凄い良かったと思います。これで勝てないから厳しい。

知らない人からしたら二十歳になってチャラチャラ化粧して、テレビ出たりCM出たりベンツ買ったりした結果、練習不足で絶対的な女王から滑り落ちたとか言われそうで可愛そうですね。

とにかくあと一勝してシュリーの記録を塗り替えてあげたい。来年更にマルジナー、モラ、クリズナーらの若い子がアルトハウス並に覚醒してきたら、優勝するのが更に厳しくなる可能性も十分にあるので。

アドセンス




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