W杯 2017-18

2017-18 W杯 第16戦 ルシュノブ②

2018/03/04 @ルシュノブ(ルーマニア)

試合結果はこちら

http://medias3.fis-ski.com/pdf/2018/JP/3032/2018JP3032RL.pdf

今回もカメラアングルが悪くてよく見えない試合でした。そんな中で印象的なのはやはりクリズナーが3位に入ったことです。

彼女のジャンプはグイグイと攻撃的なのでファンになる人は多いでしょうねえ。高梨選手は結果を見る限りかなり良い風をもらっているのですが、それを上手く活かせてない様です。

ルンビの抜け方はヤバイですね。アルトハウスも他の選手からワンランク抜けた存在ですが、それはちょうど今までの高梨選手の様な存在です。圧倒的だけど気を抜いたら負けてしまう。そんな感じの存在ですが、ルンビはそういったレベルじゃないという感じです。

高梨選手も調子を戻してたら「いざ!アルトハウスと対決」ってのはありえますが、ルンビはもうお手上げって感じです。それほど凄まじいジャンプをしています。

解説でも言っていましたが同じことを繰り返すとルンビはアプローチの腰の位置が少し高めのポジショニングをしていて、踏み切りでは高い重心を活かしてそのまま前に飛び出るジャンプをします。(この姿勢の利点は踏み切り後にすぐに飛行姿勢に移行できることだそうです)するとジャンプの後半部分で普通のジャンプと違い、最後にもうひと伸びするジャンプをすることができる。という話でした。

今まではよいジャンプはなるべく重心を低くして踏み切りでバネの様にバーンと跳ねる。そうして上に、前に勢いよくジャンプをすることが良いジャンプだと思っていたので勉強になりました。

男子の試合をみていても、最近の傾向は踏み切りでの飛び出しの角度が特に重要で、前に前に進むような推進力のあるジャンプが距離を伸ばしやすいトレンドになっている・・・・と言っていた様な気がするので(そしてスーツなどもそれに見合った服に調整し直している)そういったこともあるのではないのかと思いました。

サラ・ヘンドリクソンの様なふわふわジャンプではあかんってことなんでしょうね。

次はオスロでのホルメンコーレン大会です。ラージになるのでクリズナーがどのようなジャンプをするのか。そして調子を落とした日本勢の2人がどのように巻き返すのか注目です。

勢藤選手はラージでは苦戦を強いられるんだろうな~と思います。勢藤選手は最近特に調子を落とし気味なので心配です。ラージは日本人は得意?なのでコバユカ選手とか代わりに派遣してもいいのでは。

アドセンス




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