W杯 2017-18

2017-18 W杯 第04戦 ヒンターツァルテン① 団体戦

2017/12/16 @ドイツ(独逸)

試合結果はこちら

http://medias1.fis-ski.com/pdf/2018/JP/3029/2018JP3029RL.pdf

史上初、女子の団体戦です。そして日本が勝ちました。

まず、気になったのは転倒の多さです。序盤に2名が相次いで転倒しました。特に着地後に態勢を崩す感じでした。足場が悪いみたいです。

そして、日本勢で3人目にジャンプした勢藤選手が助走路で突っかかる感じになって失敗ジャンプをします。(凄い珍しい映像でした)幸い転倒しなかったのですが、飛距離が伸びません。

見ていて「相当アプローチのコンディションが悪いんだろうなぁ」と思いました。そしてその直後に飛んだドイツのビュルトが転倒しました。というか、壁に激突した???という感じです。恐れていたことが起きました。

凄い長い中断があって・・・多分、ディレクターの吉田チカさんが2回目はキャンセルにして1回で試合終了にすると思ったのですが・・・なんと続行します。

個人的には1回で終わってもいいんじゃないのかと思いました。そこまでリスク犯してやる必要あるのかなぁ。アルトハウスが1回目終わった後、ドイツチームなんかみんなして(無事に生還できたと)抱き合って泣いてましたよ・・・

試合をみると伊藤選手の1回目が全てだったと思います。彼女が大ジャンプを決めてそれが岩渕選手のジャンプに繋がり、最終的にビュルトが地元のドイツということもあって危険を承知で逆転のための突っ込んだジャンプをして転倒を引き起こした・・・と思います。

あの時点で転倒がかなり危険視されてたのに彼女が勝負に出たのは、やはり日本との差を詰めるためでしたし、その展開を作ったのが伊藤選手のジャンプでした。

しかし、ドイツには負けて欲しいのですが(笑)こんな結果は嫌です。ノーセンキューです。正々堂々と勝負して、倒して欲しいです。それにビュルトもオリンピックに出れるように早く復帰して欲しい。ドイツはこれでルプレヒトに続いて2年連続で試合中にケガをしています。

ちなみに伊藤選手は2回とも一人目の1位でした。岩渕選手は1&2、勢藤選手は2&2、高梨選手は4&3です。高梨選手は結果だけみると調子悪いですね。

岩渕選手はリレハンメル初戦の1回目9位を含めて綺麗なジャンプになってきたかなぁと。今季は飛型というか自分のジャンプが完成してきたのかなぁと思います。あとはテレマーク(笑)まず17点オールの51点を目指して欲しいです。

サラ・ヘンドリクソンは予選落ちで今まで見れなかったのですが、ジャンプみましたけど酷いですね。イップスになってるみたいです。彼女の場合、ケガで練習できてないのが心配です。ソチ後に加速度的に女子のレベルがアップしている中でそれに対応した練習が圧倒的に不足しいるので取り残さそうな感じで心配です。

ルーマニアはハラランビ選手以外の3名が登場していました。W杯の良い経験になったのでは・・・と思います。W杯20位代の常連であるハラランビが4人目でしたが・・・

イタリアは予選落ち、マルジナーとルンガルディエールがいれば問題ないと思ったんですが、転倒が響きましたね。ロシアは順位だけみるとそんなに突出してないのですが、アブちゃんを始め、チホノワ、バラニコワが頑張って2位です。凄いです。びっくりです。おめでとう!

フランスはモラの成長がヤバイです。クリネツより先に優勝しそうです・・・でもマルジナー姉も成長著しい・・・・これまでは高梨&伊藤世代が若手の新世代として台頭してきましたが、それも追い越して10代が席巻しそうです。

正直、去年からあまりに目まぐるしく新しい選手が登場するのでおえてないです。

とりあえず、今日の個人戦に期待。岩渕先生に大期待!!

アドセンス




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